2006年05月28日

The New Cars Already On Tour

どうも最近、私は本当にTodd Rundgrenファンなのか、自分でも分らなくなってきています。有料のオフィシャル・サイトはともかく、せめてファンサイトはまめにチャックしないと、今回のニュースも実は昨年暮れから話題になっていたのに知りませんでした。

先日紹介したように、まもなくニュー・カーズのニュー・アルバムというか、ファースト・アルバム(?)が出ます。既にAmazonでは全曲試聴できるようになっています。予想通り、ベーシストのよしみで“Drive” Kasim Sultonがリード・ヴォーカルを取っていますね。

一方、Todd Rundgrenが余りにもRic Ocasekに似せた歌い方をしているのは、おふざけなのか、まじめなのか、判断できませんが、往年のレパートリーはあの歌い方でないとピンと来ないのも確かです。Carsをあのキャラごと乗っ取って、ソロ活動と平行して続けていくつもりがないなら、スタジオ録音による新曲3曲は、やらなくてもよかったように感じました。

状況は随分違いますが、David Bowieが突如Tin Machineをスタートさせた時のような違和感があるのも正直な印象です。どうしてコレまでのキャリアを否定してしまうような新バンドを敢えて立ち上げたのか?その心境は如何に?

cars_banner.gif既にオフィシャル・サイトを開設していて、今月から全米ツアーがスタートしていることを知りました。各公演の模様を伝える写真の他に、セットリストも公開しています。所詮はプロモ・サイトですが、New Carsを少しでも知ってもらおうという意気込みは、詳細なメンバー・プロフィールなど随所に感じられます。

アルバムの評判次第では、秋から暮れあたりに来日するかもしれませんね。何しろ日本には本国アメリカ以上に熱心なTodd Rundgrenのファンクラブがあり、その親密振りは先頃アメリカで発売になったDVD=“Liars Live” のボーナス映像を見るだけでも十分理解できると思われます。

ただ、やはり往年のCarsファンには、どうしても受け入れられないラインアップなのかもしれません。キャラが似ているだけに、Ricの代りにToddというのはソコソコ妥当だとは思うものの、同時に安直な印象も与えます。双方の輝かしいキャリアを台無しにしてしまう恐れがあるからです。私のようにRundgren/Utopiaのファンなら、Sultonのコーラスが被って来ると、UtopiaCarsをカバーしているような錯覚に陥るのではないでしょうか?

しばらくはこの話題ばかりになってしまいそうです。(^_^;)
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ひょっとして私だけ?〜インナーイヤー・ヘッドフォン編

巷ではデジタル・ミュージック・プレーヤーがドンドン進化していますね。フラッシュ・メモリ・タイプは、2年前には256MBでも大容量の部類だったのに、今や1GBが当たり前。液晶もカラー表示になり、歌詞表示や静止画表示まで可能になっています。私が愛機はご丁寧にステレオ・スピーカーまで搭載しているので、「今、何聞いてるの?」と聞かれたら、イヤフォン・プラグを引き抜くだけ。HDDタイプなら、動画再生も可能というのが、当たり前になってきているようですね。

プレーヤー自体の進化に比べ、付属のステレオ・イヤフォンは余り進化していない感じがします。その証拠に、大型家電店へ行くと、デジタル・オーディオ機器用に様々な仕様のインナーイヤー・ヘッドフォン(はっきり「イヤフォン」って呼べばいいのにねぇ)がずら〜りと陳列されているのを目にするようになりました。特に最近は、イヤーインとか呼ばれる、耳穴に挿入するタイプが、すっかり売り場の主流になっています。付属のイヤフォンでは本体の高性能振りが十分には発揮されないということを、メーカー自身が堂々と認めているわけです。反面、オーディオ・アクセサリーのメーカーには絶好の商機であるわけです。

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2006年05月26日

〜ようこそ!音楽ウェブロッジSunHeroへ〜

当ロッジのオーナー=SunHeroです。かつてGAIAXで「音楽旅館」、「音楽ペンション」を経営しておりましたが、より理想に近いものを目指してブログに新天地を求めて1年になります。Doblogに同じコンセプトのブログを開設して、今月で1年になりました。もっと理想に近いものを求めてココ=seesaa.netに新館を開設したのは今年の2月。未だにどちらを残すか決め兼ねていますが、どちらも御愛顧賜りますと非常に有難く存じます。

当ロッジの館内インフォメーションは、右側のメニュー・フレームにも「カテゴリ」として掲示してありますが、チョット下の方へスクロールして頂かないとならないので、ここにも掲示しておきます。

  ●近況報告・・・・文字通りオーナーSunHero の日常を綴ったもの
  ●音楽レビュー・・・・一応当ウェブロッジのメイン・ジャンルです
  ●映画レビュー・・・・結構映画も見たりするので〜〜
  ●ライブ・レポート・・・・これも私の趣味の重要なファクターです
  ●私的音楽年間チャート・・・・2005年版を掲載しています
  ●My Music Life・・・・オーナーSunHero の音楽遍歴
  ●施設案内・・・・当ウェブロッジの増改築の記録です

なお、「音楽旅館」、「音楽ペンション」はinfoseekにアーカイブしてあります。もしご興味がありましたら、こちらもよろしくお願い致します。

  ★音楽ペンションSunHero(2000年4月〜2003年8月)
  ★音楽ウェブロッジTR-fan(2004年3月〜2005年6月)

Renewed as Spring 2006 Edition on May 4,2006
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2006年05月21日

Cars + Utopia = New Cars

先日Todd RundgrenDonald Fagenのコラボレーションが流れたと書いたが、かねてから噂のあったThe Carsの再結成にTodd Rundgrenが参加するという話は、来月ついにThe New Carsとしてのニュー・アルバムが出ることで、日本の音楽ファンにも全貌が明らかになる運びとなった。リーダー=Ric Ocasekが再結成には難色を示し続け、昨年8年振りのソロ・アルバムをリリースして意志の硬さを暗示したため、Elliot EastonGreg HawkesはヴォーカリストにTodd Rundgren、ベースにKasim Sulton、ドラムにPrairie Princeというラインアップで「新車」を発進させることになった。

「新」メンバーの3人はTodd Rundgrenの一番新しいツアー・バンド=The Liarsのメンバーであり、言うまでもなくRundgrenSultonThe (Old) Carsと同時期に活動していたUtopiaのメンバーだった。従って、New Carsの新譜にはCarsの代表曲や新曲と共にTodd Rundgrenの曲も収録される。The (Old) Carsの熱心なファンにとっては到底受け入れられない事態だろう。だから、「古車」の最後の作品から20年近くたっていることもあってか、彼らは「新車」と名乗ることにした。かつてリーダー=David Byrne抜きでThe Talking Headsが再結成した際、苦肉の策でThe Heads (Not Talking)と名乗ったことに比べれば、スマートなネーミングではないか?

慌ててTodd Rundgrenのファンサイトを訪れてみたら、既に今年の1月にThe New Carsはお披露目ギグを行っていて、本作はそのライブ盤ということだった。CD化に際し、新曲のスタジオ録音版も収録される。大方の音楽ファンの興味は、やはりRundgrenが歌う「古車」のナンバーがどんなことになっているのかということだろう。流石に故Benjamin Orrがリード・ヴォーカルを取っていた曲は、ベーシストのよしみで(?)恐らくSultonが歌っているものと思われる。早く全貌が知りたいものだ。

★The New Cars “It's Alive”の情報はコチラ
◆Ric Ocasek 8年振りのソロ6作目“Nexterday”の情報はコチラ
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2006年05月20日

円高だ!円高だ!うれし〜な!

trvk.jpg・・・・というわけで、AmazonHMV新星堂もここぞとばかりに輸入盤キャンペーンを繰り広げていますね。Amazonが出遅れてくれたおかげで、新星堂の「一撃価格」に一撃で飛び付いてしまったら、後からAmazonが「輸入盤ホットタイトル1,580円均一セール」と称して思いっきり値下げしてきて大損(笑)しました。新星堂もすかさず「追撃価格」で応戦してきましたが、「一撃価格」品は価格据置きだったので、実害は小損(笑)で済みました。

さて、これからが本番。前哨戦での教訓を生かして、上手な買い物をしようと心掛けていたら、どこへどういう風に注文したらいいのか、判断に非常に悩む状況になってしまいました。折りしも我が敬愛するTodd Rundgren(以下、TR)の最新ライブDVDが発売になりました。Amazonではリージョン1という話だったのに、HMVではリージョン・フリーらしく、どっちがホントなのよって感じですが、リージョン・コードに関しては困らないDVDプレーヤーを所有しているので、まあ、どっちで買ってもいいわけです。ならば、価格で決めればいいだけなのですが、そう単純には行かなくなってしまったのです。

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2006年05月14日

Rachael Lampaのニュー・リリースは初のベスト盤

rachaellampa_portrait.jpgCCM界の歌姫=Rachael Lampaをご存知でしょうか?そもそもCCMってナニ?っていう方もいらっしゃるでしょうね。CCMとはChristian Contemporary Music(Contemporary Christian Musicという説もある)の略で、音楽のスタイル自体はロックやソウル、カントリー、ポップスなど様々ですが、歌の内容がキリスト教の信仰に関する音楽を総称します。Modern Gospelと呼ぶ人達もいます。

従って、音楽だけを聞いていては普通の流行音楽と区別が付きませんが、見分ける(聞き分ける)コツは曲名でしょうか?祈りや感謝、神の祝福や救済を意味する単語が含まれている場合、CCMの可能性が高いからです。一見ラブ・ソングのようなタイトルだったとしても、YOU(稀にHE、HIM)が神を意味していると解釈すると、平易な表現で信仰を歌っているんだろうなと分ることもあります。

そういう歌はCCM系のアーティストだけがやっているわけではありません。特定の曲に注目すれば、CCMのメッカ=アメリカ以外の国のアーティストがやっていることもあります。例えば、英米混合ロック・バンド=Foreigner“I Want To Know What Love Is”があります。CCMという言葉が登場する以前の曲ですが、ゴスペル・コーラスを配していることもあって、男女間の愛とは違った次元の愛を歌っていることは、日本人でも容易に察しが付くのではないでしょうか?

日本でCCM系といえばStacie Orricoがブレイクしましたが、対訳が普通のラブ・ソング風になっていたので、信仰心を歌い上げれば上げるほど男女間の恋愛の歌と勘違いして熱狂した日本男児も多かったのではないでしょうか?CCM歌手としてではなく、彼女のティーン・アイドルとしての側面に光を当てて売り出したのが、日本での成功に繋がったわけです。キリスト教文化圏内ではない日本で売るには止むを得ない手段だったかもしれませんが、儲け第一主義がミエミエの販売戦略ではアーティストとしての本質は理解されるはずもありません。

ほぼ同世代のRachael Lampaも15才でデビューして19才までに都合4枚のアルバムをリリースしていますが、ワーナー・ミュージック・ジャパンは積極的にWord Recordsの配給権を行使することは考えていないようで、日本での知名度は皆無に近いものです。おかげで、彼女のアルバムは小さな輸入業者が輸入盤に日本語帯と解説を付けて国内盤として販売しています。ネット通販の時代ですから、取り扱っているショップを探してまで、割高で安易な国内盤を買わずともいいわけです。

しかも、CCM系のアーティストだという説明もなかったので、デビュー・アルバムを聞いたときにはCCMとは見抜けませんでした。所属レコード会社がWord Recordsであること、プロデューサーがBrown Banister(初期2作)であることに気付いて、ようやく「ひょっとしてAmy Grantのようなタイプのアーティストなの?」と分った次第です。

メジャーなレコード会社が日本での売り出しに消極的だったのは仕方ありません。宗教を胡散臭く思う国民性ゆえCCMを前面に出したら尚更敬遠されてしまうでしょうし、アイドルで売り出すにはルックスが日本人受けしそうにないし、CCMをAORとして受け止めている音楽ファンに訴求するにはヒップ・ホップ色が濃すぎるし・・・・宣伝費を掛けてまで売り出すメリットがないのは素人の私でも分ります。ましてや所属レーベルが日本から見ればマイナーなわけで、世界規模での配給が容易なVirgin America所属のStacie Orricoみたいに行くはずもありません。

そうこうしているうちにデビューから6年。もう立派な大人ですね。今年あたりニュー・アルバムが出るはずと思っていたら、つい先日(5/9)ベスト盤“Blessed: The Best Of Rachael Lampa”をリリースしました。Blessedなんて如何にもCCM的ですよね?丁度10代のうちに発表したアルバムからの選曲になっているので、活動に一区切りを付けるのにはもってこいのタイミングではないでしょうか?年内に20代最初の一枚が出ることを願って、今回はパスします(笑)。
タグ:CCM Rachael Lampa
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2006年05月06日

徐若[王宣](ビビアン・スー) − 夢幻珍藏 影音雙面牒 (March 2006)

Vivian_BMGbest.jpgこれが正式なタイトルなのでしょうか?単に趣旨と仕様の説明だけなので味気ないですね。ジャケットも売る気あるのかぁ〜?と疑いたくなるほど地味だし。少ない予算でAVEX Taiwanに移籍してからのビビアンの活躍振りにあやかろうとしたとしか思えない便乗企画ですね。それでも、買ってしまいました(笑)。

「夢幻珍蔵」は「蔵出しレア物集」とでもいった意味でしょうか?BMG Taiwan時代の所謂ベスト盤であって、未発表音源なんて1曲も無いのですが、いずれも廃盤なので、そういう意味でレアということだと思います。「夢幻珍蔵」といえば、一足先にビビアン主演の(成人)映画がDVDで再発(日本では晴れて正規盤が出た訳ですが)されましたね。飯島愛も見習って欲しいよな(笑)。

「影音雙面牒」(注:Unicode文字が表示できないため、本当は「石」偏なのですが、「片」偏の漢字を代用しています)は映像音楽両面盤、CDとDVDが裏表になっているDual Discのことです。両面とも信号面になるため、絵柄はモチロン版権に関する記述(文字)すらありません。僅かにディスクの中心部分がリング状に色付けされていて、辛うじてDVD面とCD面の区別が付くようになっています。PCにセットしようとして気付いたのですが、普通のCDやDVDよりも若干厚みがあって、出し入れの際に盤面にキズが付きそうな感じです。

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posted by SunHero at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽レビュー(ASIA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月04日

The Flaming Lips − At War With The Mystics (April 2006)

FLips_mystics.jpgAt War With The Mystics / The Flaming Lips(国内盤)

私がFlaming Lipsに出合ったのは2作前の“The Soft Bulletin”(1999)だった。今年で結成23年、本作が12作目に当たるそうだから、ごく最近のサウンドしか知らないことになる。本国アメリカでもチャート入りするようになったのは前作かららしいので、私のような遅ればせのファンが沢山いるようだ。

最高位50位を記録した前作に続き、今作はナントあと一歩でトップテン入りの11位初登場(2006-04-22)だった。この勢いなら、来年のグラミー賞でAlbum Of The Year も夢じゃないかもしれない。そこまで行かなくても、Best Rock Album くらいは獲れるんじゃないだろうか?

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posted by SunHero at 02:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽レビュー(欧米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月02日

Donald Fagen − Morph The Cat (March 2006)

df_morphthecat.jpgMorph the Cat / Donald Fagen

昨年Todd Rundgrenファンの間で話題になっていたことがある。Joe Jacksonとのジョイント・ツアーの次はDonald Fagenとのコラボレーションという噂だ。しかし、今年になって登場したのはFagen氏のソロ・アルバムだった(笑)。Rundgren氏の参加は全く無かった。誰がやらせようとしたのか定かではないが、Todd Rundgrenサイドではそういうオファーがあったことを認めていた。一方、今夏予定されている企画は、ナントSteely DanMichael McDonaldの共演ライブだ。そんな時期にソロ・アルバムを出すなんて、我々音楽ファンはどう受け止めたらいいのだろうか?

Fagen氏の前作“Kamakiriad”(1993)に端を発したSteely Danの復活劇は、翌年日本だけで実現したSteely Danとしてのコンサートを経て、20年振りの新作となった“Two Against Nature”(2000)でのグラミー賞Album Of The Year 初受賞で結実したと言える。その後僅か3年で発表された“Everything Must Go”が、評論家筋だけでなく一般音楽ファンにまでソッポを向かれ、このときのツアーは北米だけで終ってしまった。その後Fagen氏がソロ作の制作に入ったと伝え聞いて、Steely Danもいよいよこれで本当に終わりかと勝手に落胆してしまった。そして、ダメ押しが前述のTodd Rundgrenとの共演話だった。

すっかり情報に振り回されて草臥れてしまったが、本作のリリースに関しては音を聞く前から絶対に買おうと決めていた。どんなに退屈なアルバムをリリースしたとしても買うことにしているのはTodd Rundgrenくらいのもので、他のアーティストの場合は念のため購入前に試聴することにしている。今回は例外中の例外だ。まるで何かのお告げでもあったかのように、直感的に購入を決めていた。実際、購入時に悩んだのは、一緒に買うつもりだったThe Flaming Lipsの代りをどうするかだった(笑)。

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posted by SunHero at 23:16| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽レビュー(欧米) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする