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NANAには全く関心のない私=SunHeroですが、挿入歌で彗星の如く現れた伊藤由奈には圧倒された。2005年の暮れはあちこちの音楽番組で主演の中島美嘉とペアで登場することが多く、どちらかと言えば「陰」のイメージの中島美嘉と好対照に、屈託のない「陽」の輝きを放っていた。肩を露出したドレスで歌う姿は、まるでオペラ歌手のように堂々としていて、こんなに華のあるポップス歌手は日本に居なかったように思う。NANAで始まったシングル・リリースが、NANA2で丁度一巡したところで、ようやくファースト・アルバムの登場となった。
実はデビュー曲から3連続でバラードだったので、少々物足りなさを覚えて、一時興味が失せてしまったら、その間にアップテンポなチューンを立て続けにリリースしていたんですね。知らなかったからこそ尚更、アルバムのトップを飾る“WORKAHOLIC”の軽快な歌唱を聞いただけで魅了されてしまった。
冒頭からサラリと英語のフレーズを歌いこなし、その流暢さに感服していたら、彼女もハワイ出身なんですね。4曲目“Know-how”や8曲目“Nobody Knows”のサビを聞いていて、melody.の歌声を連想してしまったのも、ハワイ育ちのリズム感の良さが共通しているからじゃないかと思った。
歌詞の内容も実像に根ざした等身大の大人の女性を描いていて、しかも失恋の歌でさえポジティブな印象を与え、様々な可能性を秘めた前向きな姿勢を感じた。本作のリリースでNANAプロジェクトに一区切りを付けて、Japanese Divaとして更にスケールアップしていくことを期待して止まない。
ちなみに、本作は週間売上224千枚で、2/5付ORICONの週間ランキングで見事初登場1位になった。前週(1/29付)初登場1位だったBoAの“MADE IN TWENTY(20)”が、182千枚だったから、BoAのデビュー以来続いているアルバム連続1位の記録も危うかったことになる。
こうなると2/19付のランキングが気になる。2/6のデイリーランキングではトップ10に一挙8枚の新譜がランクインして、トップ10に留まれたのは伊藤由奈(6位)とスガシカオ(8位)だけだった。2/10にはMISIAの新譜を蹴落として2位まで再浮上して、翌日もキープした。3週目もトップ3に留まる可能性は高い。BoAも2/11付でトップ10へ返り咲いて、人気の根強さを証明したが、4週目のトップ10はかなり厳しいだろう。
まだ結果発表直前だが、満を持してデビューした大人の歌手と、キャリア6年目で人生の節目を迎えた歌手の、明暗が如実に反映したランキングだと言い切るのは軽率だろうか?私としては、どちらも大いに期待しているので、次作以降の更なる健闘を心から祈っている。
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すよね。
何故だろうと思っていたのですが、なんとなくわかっ
てきたような気がします。
特にバラードは、彼女の声と歌い方に合っていないよ
うな気がしています。
「おぉ〜、ぃえぇ〜」とかが中途半端な感じがある
し、高音が抜けるわけでもないし、スケールの大きな
バラードを歌い上げるにはパワー不足は否めないし、
もともとR&B系のアーティストではないだろう
し・・・。
もう少し聞き込まなくては。
「福耳」以来、二度目のコメントですね。
レコード会社はバラード歌手としてプッシュしているようなので、少々手厳しい評価ですね。
アルバムを聞いたら、意外にもアップテンポな曲の方が歯切れ良く伸びやかに歌っている印象だったので、仰るとおりだと思います。
具体的にどういう部分がイマイチなのか、大変よく分かりました。
イマイチな部分も含め、引き合いに出したmelody.と共通する部分が多々あることが再確認できました。
またよろしくお願いします。