2007年04月22日

徐若[王宣] - Love Vivian 最愛是V 新曲+精選 (March 2007)

In Association with YesAsia.com昨年BMG Taiwan時代のベスト盤が出たと思ったら、今年はAvex Asiaからベスト盤が出た。前者は既紹介の通りDual Disc仕様で映像も楽曲も1枚のディスクに収められていたが、後者は対照的にCD2枚+DVD1枚というボリュームだ。実際には、前者がCD15曲、DVD6曲に対し、後者がCD20曲、DVD10曲+秘蔵映像という、やや密度の薄い内容だ。

そもそも既にAvex移籍後の3作を、ご丁寧に第二版も含めて全て持っているから、本ベスト盤のリリース情報を得ても、当初はショッピングカートに放り込むつもりはなかった。だから、買ってしまった今でも、本作に対してはやや冷ややかな評価なのかもしれない。

じゃあ、ナンデ買ったの?と問われれば、理由はBMG版ベスト盤と同じだ。DVDに見たことのないビデオクリップが収録されているからだ。どういうわけか、昨年のアルバム“Vivi and...”だけは第二版が出なかった。それまでのパターンとしては、CDだけの第一版に続いて、ビデオクリップを収録したVCD付第二版が出たため、映像欲しさに第二版も買っていた。今回は第二版の代りに新曲1曲を収録したベスト盤が出た。

要するに、“Vivi and...”収録曲のビデオクリップ3曲だけがお目当てで、他の映像曲7曲はそれぞれの第二版で既に見ているものばかりだった。ましてや、CDの方は主演映画「徐秋雲」(日本未公開)の主題歌「好眼涙壊眼涙」以外は、お馴染みの曲ばかり。「最愛是V精華組曲」というメドレーに至っては、どうでもいい内容で、代りに入れるべき曲があっただろ!と文句のひとつも言いたいほどだ。

In Association with YesAsia.comさらに、DVDの収録内容で意外な曲が外されていたので驚いた。NOKKOの「人魚」のカバーで、Avex移籍第一弾「我愛[イ尓]×4」の表題曲のビデオクリップが収録されていないのだ。客も疎らなライブハウスで歌うビビアンが、一人の男性客を見初めて、仕事中にも拘らずアラヌ妄想を膨らませてしまうというストーリーで、ビビアンの目の演技が堪らなく素敵だった。個人的にベスト・クリップだと思っているので、納得の行かない選曲だ。

そういう個人的な批判というか不満は別にして、ベスト盤としては及第点の内容だと思う。テーマ別に2枚のCDに分けたのは評価の分かれるところだと思うが、どのアルバムからも大体出来の良い曲をピックアップしている。強いて難癖を付けるなら、再び「我愛[イ尓]×4」がらみで、千秋のカバーである1曲目が外されたことくらいだ。千秋のオリジナルも聞いてみたいのだが、そもそも元歌のタイトルすら分らない。

近年の台湾での活躍振りがほとんど伝わってこない日本では、「あの人は今」的な番組で取り上げられるのがせいぜいだが、本ベスト盤を聞くだけでもバリバリの現役なのは十分伝わると思う。ファンとしてはもう一度日本でも活躍して欲しいという気持ちだが、日本での活動では冷遇どころか、かなり酷い目に遭っているようなので、余程の好条件でなければカムバックしないだろう。

かく言う私がビビアンのファンになったのも、きっかけは台湾盤CDだった。the d.e.pでの活動を除けば、日本での芸能活動にはまるで興味がなかったし、今にして思えば作られたイメージやマスコミの取り上げ方に翻弄され、それを鵜呑みにして色メガネで見ていた。そんな国でもう二度と仕事などしたくないと思っても仕方ないことだ。だから、これからも海の向こうでの活躍を暖かく見守って行きたい。

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posted by SunHero at 00:06| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽レビュー(ASIA) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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