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国内盤で何か特典の付く場合は「予約」が必須なのに、うっかり失念したのが本作だ。行きつけのCD店では、発売から1週間経たないうちに初回盤が売り切れてしまった。会社の近所のディスカウント・ストアなんて最初から通常盤しか置いていなかったし、帰宅途中に寄れる所は一通り当ってみたが手遅れだった。見方を変えれば、それはシングル、アルバムを通じて初のオリコン1位獲得の確かな手応えだった。
幸い発売から10日以上経って、地元の駅前商店街にあるCD店で、最後の1枚だった初回盤を手に入れることができた。普段仕事帰りには閉店しているため、その日たまたま早く仕事を上がれたのがラッキーだった。これに気を良くして、何となく買いそびれていたファースト・アルバムも買った。
YUIはたまたまデビュー前から知っていた。当時レコード会社のメルマガ会員になっていたからだ。かなり強力にプッシュしていたため、嫌でも興味を持たずにはいられなかった。硬質だが子供っぽい歌声で十代の等身大の心情を歌い上げる様には好感を持ったが、共感するには私の方が年を取りすぎていた(笑)。
そんな私が俄然YUIに注目するようになったのは、映画「タイヨウのうた」に主演したことだった。音楽で身を立てることだけで精一杯という印象の少女が演技なんて・・・・ましてや主役だなんて。二束の草鞋を履くには時期尚早な気がした。映画自体は公式サイトのトレーラー(予告編)を見ただけだが、役柄が等身大のYUIと被る部分もあって、結構サマになっていた。
同時に主題歌の出来映えに驚いた。それまでのYUIの曲は、単にジェネレーション・ギャップを感じさせるだけだったが、この曲=“Good-bye days”は違った。役柄に感情移入して書き下ろしたのか、一聴してイイ曲だと思った。映画出演をキッカケに、十代の心を一途に歌うだけだったYUIが、見聞を広めてスケールアップしたように感じた。
その印象を一層深めたのが、続くシングル“I remember you”だった。この曲はオリコンで初の1位獲得か?と思わせる快調な出だしだったが、1位を阻んだのはTVドラマ版の「タイヨウのうた」だった。その後、当初異色作と評されたロック色の濃いシングル“Rolling star”という予告編を経て、その手のサウンドが満載のセカンド・アルバムが登場した。
ファースト・アルバムのジャケットでもエレキ・ギターを抱えていたが、とかくアコースティック・ギターを爪弾く印象が強かった。今回はエレキ・ギターが伊達ではないハードなロック・サウンドを基調としていて、既発シングル曲が軟弱に思えてしまうほどだ。歌声も、バックのサウンドに掻き消されまいとするかのような力強さがあって、デビュー当時の頼りなさげな少女の印象を払拭している。そういえば、本作リリース直前にYUIは二十歳になった。
さて、ここまで来てふと気付いたのだが、YUIのキャリア展開はAvril Lavigneによく似ていないだろうか?確かに、パンク少女を標榜しアクティブなAvrilと、すっぴんに近いメイクでひたむきなイメージのYUIでは、見た目の印象は正反対だが、音楽的な展開〜特にファースト・アルバムからセカンド・アルバムに至る成長振りには強く類似性を感じた。
そうなると、YUIの次の展開としては、結婚して幸せいっぱいの中でサード・アルバムをリリースということになるのか?(爆) 冗談はさておき、同じ音楽仕掛人に見出された絢香が圧倒的な歌唱力を武器に一足先にオリコン1位をモノにしたのに比べると、どうしても出遅れた感はある。だが、機が熟すのをじっくり待った甲斐があって、本作は見事2週連続1位を記録した。発売1週目の売上も、伊藤由奈(22.4万枚)を抜いて、女性ソロ歌手として今年一番(29.1万枚)になった。
しばらくはセールスやランキングに縛られた活動を強いられることになるが、頑張って音楽活動を続けて欲しいと思う。そういう時期を通り抜けた時、シンガー・ソングライターとしてマイペースで活動できる確固たるステイタスが築けていれば、末永くアーティストとして活躍することだろう。本作を聞いて、思わずそんなエールを送りたい気持ちになった。
(資料参考元:ORICON)
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アヴリル・ラヴィーンとYUIさんのキャリア展開が近いのでは!?ということでしたが...実は洋楽はほとんど聴かないので、アヴリルがどういうステップを踏んできたのかイマイチ知らないんです!スミマセン...。
少し話がそれますが、アヴリルの楽曲をテレビCMなどで聴いた感じだと、YUIさんと傾向が近いかも...とは思いました!洋楽寄りのロックっぽい要素とか?改めて考えてみると、そもそも方向性が似てるのかもしれないですね〜!
これでホントにYUIさんが結婚でもした日には、まるかぶりになっちゃいますね(笑)